ダイソーホームが初めて挑戦した輸入住宅ご紹介

2016年10月27日

読了時間:20分

基盤が整っていれば、いつまでも住みよい家に

どんな一日のはじまりも、目覚めはベッドルームから。カーテンを開いたら窓の外を見て、その日の天候や予定に合わせ、クローゼットからベストな服を選びましょう。

洗面所やバスルームで身支度を整え、ダイニングで家族と朝食を。それぞれ玄関から職場や学校に向かったり、見送って家事に務める姿を思い浮かべてみてください。

その舞台とも言うべき”我が家“が、ご家族にとって『いつまでも住み心地の良い、素敵な家』であったなら……日常のひとコマも、どこか上質なもののように感じられると思いませんか?

今回ご紹介するお宅の主寝室。落ち着いた色合いの中に、壁のモールディングや半月窓のような可愛らしい要素も備わっています。

決まりきったように見える毎日でも、爽快な気分で過ごしたい!

そんな『素敵な家』を1から建てたいと思ったとき重要になるのが、機能性とデザイン性です。住宅そのものの基礎的な部分から最初にしっかりバランスが取ってあると、後々大きな差がついてきます。

例えば10年・20年後、ご家族のあり方にも自ずと変化が訪れるでしょう。帰るべき”我が家“とは、そんな転換期を迎えても変わることなく、私たちの暮らしを快適に包んでくれる居場所であってほしいものです。

当ダイソーホームの施工例には、ホームページやパンフレットからもご覧いただけますように、ゴージャスからシンプルまで幅広い作風の輸入住宅が並んでいます。

ご紹介している数が増えてきたこともあり、パッと見ではややバラついた印象を受ける、という方もいらっしゃるかもしれません。

社長と巡る!ダイソー作品MAP
【PDF・全2頁・約4MB】

しかしこれらの家々はどれ一つをとってみても、内部の居心地から全体の調和に至るまで、住まれる方のご意向に合わせて心を砕いたものなのです。

ですからむしろ、これまでの施工例の多様さは、ご家族の数だけ違った形の”理想の家“が実現されていることを示すものとして捉えていただければ幸いです。


ダイソーホームの施工例特集:第4段

ダイソーホームの輸入住宅は、アメリカの住宅に学んだ利点を取り入れながら、日本人の生活習慣やライフスタイルも考慮し、”住む人のための住宅“をつくることに長く重きを置いてまいりました。

今回の記事では、ダイソーホームにとって初めて挑戦した輸入住宅、初志の表れとも言える約25年前の施工例をご紹介いたします。

T様邸より、外観のアップを一足先にお見せいたします。より大きな画像でのご紹介はこのあとすぐ!

T様邸のケースでは、輸入住宅をお選びになったのは奥様のご意向でした。

ご家族や旦那様の仕事の都合で海外在住や引っ越しの経験が多かったことから、アメリカ住宅の合理性に着目されるようになったそうです。

例えばビルトインガレージはキッチンに直通で、買い出しから収納、お料理までの流れに無駄がないよう動線が確保されています。

同様に構造上の観点を挙げると、お洗濯場やバスルームといった水まわりが、陽当たりを意識した場所に据えられているのも注目ポイントでしょう。

来客が多いというお施主様のライフスタイルを加味し、大勢を招いてのお食事やパーティーにもぴったりの垢抜けて機能的な住宅となりました。

以降は奥様にご協力いただきましたインタビューを元に、年月を重ねても褪せることのない住みよさについて、写真にエピソードを添えながらご紹介してまいります。

輸入住宅の魅力を語る上で欠かせない審美性・機能性の実現ポイントなど、実際に歳月を経た住宅の一例から、皆さまのご参考となるよう願っています。


Tさんご一家のプロフィール

  • ご夫婦は建築当時50代、現在は70代後半に。
  • お子さまは娘さんが2人、お孫さんが3人。
    娘さんのうちお1人は、現在NYにお住まいで
    グラフィックデザイナーとしてご活躍中。

家づくりのポイント

  • 旦那様のご友人からお仕事関係の方まで
    20~30人を招いて食事をすることが多く、
    キッチンやトイレの使い勝手はかなり重要。
  • 日中は仕事で居ないことの方が多いため、
    陽当たりの良い場所にはリビングよりも
    他の重要な機能部分を優先して配置。

ご夫妻それぞれのスタンス

  • 数多の住宅で過ごされてきた奥様
    ……ご結婚前から合わせて30回以上の
    引っ越しを重ねられた経験から、
    機能性の高い家づくりを主導。
  • 住まいは奥様主導で、との旦那様
    ……お仕事で忙しくもあり、家の中は
    奥様の使いやすいように任せ、
    自分は外で稼いでくるとの姿勢。

外観:可愛らしくも堂々と

全体的な外観はカナダ風で、約25年前の施工例となりますが、今見ても”古臭い“といった印象を抱かれる方はまずいらっしゃらないでしょう。同じ築年数の一般的な中古物件を思い浮かべていただければ、その差は一層はっきりするのではないでしょうか?

正面道路から少し入って、やや斜め向きに玄関前を眺めるアングル。リビングに暖炉があるため、煙突がついています。実は、現在の外装は3年ほど前に塗り替えられたとのこと。

【右】完成当初の色合いも今とは違った趣がありますので、比較写真を添えました。年月を経ても大事に住み続けられている証拠ですね。

外装にはアメリカから持ち帰った、節目のない美しい木材を用いています。板幅も広めで段の存在感があり、玄関デッキなども含めると全体は落ち着いた雰囲気です。

そこに曲線を描く窓や並んだ小窓が可愛らしく配置され、遠目でもバランス良く映ります。

先程の写真から少し引いて、道路側からの眺めです。右手前の1階にはビルトインガレージ、その上の2階にはベランダも見えています。

奥様も一押しのビルトインガレージは、車両を傷めず、買い物帰りなどの生活感が周囲の目に触れないスマートさが高ポイント。

さらにT様邸ではガレージがキッチンに直通する配置になっているため、買い出し後の貯蔵からお料理までの動線が無駄なく確保されています。

裏手のお庭側から

こちらは奥に入って、お庭からの眺め。以前は右側手前のスペースにウッドデッキも置かれていたそうです。

道路側から見えるよりもずっと奥行きがあり、広々とした内部が想像できます。お庭には桜やプラム、黄色のキングサリの樹などがあり、盛りの季節には目を楽しませてくれそうです。

また後ほど詳しく触れますが、左手奥の小さくせり出した部分は、お洗濯場になっています!


1階:パブリックスペース

輸入住宅の多くは、ゲストをもてなしたり家族みんなでくつろぐ場としてのパブリックスペースと、家族それぞれの個人的なプライベートスペースというように、空間を大きく2つに分けて設計します。

T様邸内部も、まずは1階のパブリックスペース、続いて2階のプライベートスペースの順でご覧ください。

内部のご紹介に入る前に、玄関を正面から撮った一枚。住宅の顔とも言える部分ですが、駐車場部分まで続く石畳が良い味を出していますね。右手のドアは、現在事務所として使われている部分に繋がっています。

玄関を入ってすぐ右側は事務所になっており、数々の書籍や資料などが、整頓されて収まっています。

縦長の窓が並び、明るくすっきりとした雰囲気です。

事務所の内部。写真の右手側に、外へ直通している玄関横の扉があります。

リビングと吹き抜け

玄関から左に入るとリビングへ。2階への階段は吹き抜けになっていて付近に天窓もあり、非常に開放的なつくりです。

少しわかりにくいですが、右奥の屏風が玄関スペースとリビングを繋ぐアーチの目隠しとして置かれています。

中央の大きな曲線を描く階段部分は、奥様が描かれたイメージ画から起こして設計したものです。大判の木板を綺麗に曲げるのに苦心しましたが、無事に実現しました。

更に階段付近の板張りの床は、なんとフラメンコのためのステージ! ご家族にプロのダンサーがいらっしゃって、年末のパーティーでは人が集まって本格的な演奏と共に披露されていました。

広々としたホールは音響が良いと、音楽に通じた方からも好評だったそうです。

階段上からリビングを見下ろしたところ。外から煙突が見えていた通り、リビングの正面奥には暖炉があります。天井付近はやや煤けて見える部分もありますが、1度塗り直せば新築同様に戻ることでしょう。

リビングの左壁面上部には、玄関からも見えていた明かり取りの丸窓があります。目線の邪魔にはならない高さですし、小さな窓が1つあるだけでも、壁際の閉塞感がぐっと軽減されます。

リビングのソファ付近での1枚。建設当時の写真を収めた思い出のアルバムを見せていただきました。3連の出窓から入る陽射しも良いアクセントに。

適切に配置された小窓や天窓のおかげで日中はほぼ照明要らずなほど明るく、往来から居間の中が丸見えになるようなこともないため、寛いで過ごせるリビングになっています。

ダイニング

リビングからそのまま区切りのない空間で、奥へ進むとダイニングになっています。

インタビューに伺った際には社長も同席し、奥様の心尽くしの手料理をご馳走になりました。

雰囲気のある照明や、窓の重厚なカーテンが輸入住宅らしいですね。

大きな窓からはお庭の景色を眺めることができ、明るく和やかな雰囲気の中で食事を楽しめます。

ダイニングテーブルはアメリカで購入された8人掛けの立派なもので、人数が多くない時は少し縮めて省スペースな使い方も可能です。

キッチン

ビルトインガレージから直通のキッチンは、20~30人を招いて食事をすることが多かったため、動線の確保や使い勝手を重視したつくりです。

大きな収納や食器棚が複数並び、キッチン中央にはアイランドカウンターの役割を果たすテーブルが置かれていることからも、一度に沢山の料理を用意するための備えが垣間見えます。

こちらがキッチン。最奥のドアはビルトインガレージへ続いていています。写真手前の右手は、ダイニングへ続くドアですが、上の部分にレールが見えるでしょうか? 実は壁の内部に戸板が収納される、スマートな吊り戸になっています!

キッチンとダイニングを繋いでいるこの吊り戸、言われなければ気付きにくい部分ですがぜひご注目を。床面にはレール要らずなのでお掃除も簡単、バリアフリーでワゴンなどのキャスターが引っ掛かることなく通れます。

ドア自体は指一本で押せるほど動きが軽く、非常に扱いやすいとのことでした。また普通の引き戸と比べて外観を損ねず、壁に絵画や写真を掛けるスペースが充分に確保できるところも奥様のお気に入りだそうです。

こちらは上の写真とは反対の位置、ビルトインガレージ側からの視点で1枚。ガレージ付近は涼しい場所なので、食料品の貯蔵にもぴったりだとか。奥に見えている明るいドアは、洗濯場へと続いています。

洗濯場

洗濯物は毎日出ますから、滞りなく、そしてできるなら気分良く片付けたいものですね。奥様こだわりの洗濯場は、お家の中でも陽当たりの良い位置を選んで作られたそうです。

屋内に天窓つきで、物干しスペースがたっぷり設けられたT様邸の洗濯場。「仕事で居ないことの方が多い日中の陽当たりは、リビングよりもお風呂や洗濯場を優先」とのことですが、言われてみれば納得のいく考え方です。

日本の住宅だと、洗濯機は最初から脱衣所に設置することを想定したつくりが多いですね。そこはきちんと湿気のこもらない、明るい場所になっているでしょうか?

お風呂の残り湯を活用されているのでなければ、独立した洗濯場を設けるのも選択肢のひとつかもしれません。

洗濯場には洗濯機と、洗面台も設置されていました。洗い上がりの重くなった衣類を物干し場まで運ぶのもなかなかの手間ですし、雨風を気にせずその場ですぐに干せるのは、家事をする上でかなり好印象なはず!

トイレ

続いては水まわり繋がりで、トイレをご紹介。特に1階のトイレは来客の目にも触れる部分です。気分良く過ごしていただけるよう、明るく綺麗なお手洗いにしたいですね。

T様邸は旦那様のお仕事の関係で、多い時には一度に40人ものお客様が食事に来られることもありました。接待を兼ねていると皆さんお酒もすすみ、客人がトイレを使われる機会は非常に多かったそうです。

さらにお酒好きの旦那様のお声掛けには同じくお酒を嗜まれる男性が集まるもので、そんな時のためにと予め用意されていたのが、男性用の小便器。

トイレが2つ並んでいます。

トイレのお掃除をされる奥様としては、こちらの方が格段に楽だったそうです。

またお孫さんなど小さな男の子にとっては洋式便器より使いやすく、親御さんの見守りがいらないなどの利点も。

スペースや予算に余裕があれば、需要に合わせて考えてみるのも良いかもしれません。

もともと便器を2つ置ける広めのスペースですが、鏡の視覚効果でより広々とした印象になります。


2階:プライベートスペース

リビングから続く大きな階段を登った2階は、主に寝室やバスルームなどの居住スペースです。こちらも1階に続き、階段も含めた床には毛足の長い絨毯が敷き詰められています。

【左】階段の上がり口からリビングを見下ろすアングル。ぐるりと曲線を描く階段が奥に見えますね。

【右】階段を上がった脇には大きめの本棚が作りつけてあり、大判の冊子もぴったり収納。また、その場で腰掛けて読めるようにという大工さんの心遣いで、普段は板の支えを下げて収納できる簡易ベンチも用意されています。

家屋の屋根付近でどうしても発生するのが、2階の端にあたる部分、天井が斜めになるデッドスペース。

ここも無駄にすることなく、収納としてしっかり活用しています。

小さな窓が設けられているため、日中の明かり取りにも困りません。

ベッドルーム

2階のベッドルームは、主寝室1つと、副寝室が1つ。住宅を建てられた当時、既に娘さんは海外の大学に通われていたため、必要以上の個室は設けませんでした。

鮮やかなカーテンと、壁のシックなグリーンがとても上品な主寝室。半円の窓に、左右の上向きウォールランプがお洒落ですね。

建材や一部の家具などはアメリカから直接買い付けて運び込んだものです。寝室のカーテンも同様に、奥様が海外でお選びになったものを現在も引き続き愛用されています。

取り出しやすいクローゼットで、外観はすっきり、収納はたっぷり。日本家屋での押し入れのように使えます。左手の一番奥に見えるドアは、アメリカでは一般的な主寝室に付属のシャワールームへと繋がっています。

寝室の作りつけの収納の中には、和箪笥も仕舞われていました。桐箪笥などは嫁入り道具として持たされることもありますし、やはり着物は和箪笥の方が出し入れしやすいそうです。

思い入れはあるけれど趣が異なるような家具も、丸ごと収納できるなら部屋全体のテイストを崩すことなく活用できますね。

もう1つの寝室は、普段は客室のようになっていて、娘さんが戻って来られた時などに使われているそうです。こちらも半円の窓がありますが、壁やカーテンの色によって部屋全体の雰囲気は大きく異なります。

バスルーム

主寝室に付属のシャワールームとは別に、メインバスルームも立派なつくり。内装にはアメリカシダを使っていますが、来客があった折に「まだシダの香りがする」と言われたそうです。

【左】ホワイトが基調の、清潔感ある洗面所を正面から。右手の扉はバスルームに繋がっています。

【右】同じく洗面所から、上の天窓を見上げたアングル。自然光が降り注ぎますね。

洗面所・バスルームは奥様のご要望により天窓つきで、照明なしでもじゅうぶん明るい空間に。日中のお出かけ前などに入浴しても爽快ですし、これだけ陽射しが入れば、もちろんカビとも無縁!


結びのご挨拶

今回はダイソーホームにとって”最初の一歩“とも言えるお宅を紹介させていただきましたが、いかがでしたか?

輸入住宅の魅力のひとつでもある洗練されたデザイン性と、ご家族のセンスによる彩り、そして個々のライフスタイルに寄り添う機能性……。数多のノウハウが詰まった、”何年経っても満足度が失われない住宅“と言えるのではないでしょうか?

T様邸は現在も、奥様がお料理教室を開かれるなど多くの方が訪れる場として愛されています。

如月のお献立より。旬の食材を用い、身体が本当に必要としているものを食べることで、自ずと調子も整うものなのだそうです。

インタビューの折には、こころよくお話をお聞かせいただいた上に、季節にちなんだお料理でおもてなしくださいましたこと、改めて厚く御礼申し上げます。短い時間ではありましたが、奥様の生き方そのものの魅力がお住まいにも息づいていると感じられる、素敵なひとときでした。

今後ともお変わりなく、ご健康で幸多く過ごされますことを、心よりお祈りいたします。

インタビュアー / ダイソーデザインファーム WEB担当

ダイソーホームの輸入住宅はその処女作から変わらぬ信念を根幹に、美しく住みよい家づくりへと心血を注いでまいりました。弊社の社長が輸入住宅を手掛けるに至った経緯などは、PDF版の小冊子でも簡単にお読みいただけます。

欧米の住宅文化より学ぶデザインと資産価値
【PDF・全14頁・約4MB】

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